医師紹介

ごあいさつ

大腸癌・胃癌・食道癌で 亡くなる方を減らしたい

当院は大腸がん、胃がん、食道がんの早期発見、健診、予防医学を得意としたクリニックです。
内視鏡検査、消化器内科、肛門内科、健診、人間ドックに対応しております。
地域のかかりつけ内視鏡医として、
最高水準の内視鏡を快適に苦痛なく安全に施行し、また次もここで受けたいと思える内視鏡を提供し、患者さんに寄り添い、ホスピタリティーを持って優しい医療を提供します
私は2010年より14年間、中野・杉並区の基幹病院である東京警察病院で、消化器内科、内視鏡治療を中心に診療してまいりました。
その間、内視鏡専門医の中でも一部の人しかできない高難度治療手技である、内視鏡的粘膜下剥離術、内視鏡的膵胆管造影、超音波内視鏡関連手技などを数多く経験し、同時に内視鏡肛門専門クリニックで非常勤医師として日々技術を研磨してきました。
早期に癌を発見し、お腹に傷をつけずに内視鏡で治療し治癒していくことが、最大の喜びであった一方で、すでに癌が大きくなっており、もっと早く内視鏡を受ければ助かったのにと歯がゆい思いもしてきました。
日本では大腸癌、胃癌、食道癌は合わせて年間10万人の方が亡くなっておりますが、そのほとんどは定期的な内視鏡検査で救命が可能です。
内視鏡検査に対して、「つらい」、「苦しい」、「怖い」といったイメージを持っている人も多いかと思いますが、当院では、最新の内視鏡機器と最先端の技術を駆使して、眠ったまま、苦痛を最小限に抑えた内視鏡を行う事が可能です。
苦痛の少ない内視鏡は、高い内視鏡技術に加えて、鎮静剤・鎮痛剤の使用、リラックスできる環境づくりなどを工夫することで実現可能です。
より苦痛なく、より敷居低く、より高水準の内視鏡をうけてほしい。
大腸癌、胃癌、食道癌で亡くなる方を減らしたい。
そんな強い思いから中野駅前とくやま大腸と胃の内視鏡クリニックを2024年3月に開院をすることとなりました。
産業医の経験と総合内科専門医の観点から人間ドックにも力をいれております。また14年間在籍した東京警察病院では、現在でも内視鏡指導を行っており、密な連携をとっております。
中野駅南口徒歩30秒という来院のしやすい立地ですのでお気軽に相談にいらしてください。
スタッフ一同誠心誠意診療にあたっていきますので、よろしくお願い申し上げます。

院長 徳山 信行

開業に至った経緯

開業前は、都立広尾病院で2年間初期研修を行ったのち、当クリニックと同じ中野区にある中規模病院「東京警察病院」で14年間経験を積んできました。最初から消化器内科医になりたいと考えていたわけではなく、東京警察病院を選んだ理由は、幅広く内科を学ぶためでした。そもそも医師を志したきっかけは、祖父が内科の開業医だったことです。その後を継ごうと、満遍なく内科の知識を習得して、いずれは地元である神奈川に帰るつもりでしたが、東京警察病院で経験を重ねるうちに、だんだんと消化器内科への興味が強くなっていきました。中でも内視鏡に強く惹かれて、この道を極めようと決めました。昔から「これ」と決めたら一心に続ける性格で、医療の世界では、自分にとってそれが内視鏡でした。様々な経験をするうちに、もっと早く内視鏡をしていれば治ったのにという悔しい思いを多くしたため、苦痛なく、高水準の内視鏡ができるクリニックを作りたいと考えました。

中野駅前を選んだ理由

内視鏡検査の優れた点は、消化管がんの早期発見、そして早期治療につなげられることです。その良さを最大限に発揮するには、より多くの人たちが通いやすい場所にクリニックを構えることが大切だと思い、駅近の立地を選びました。病診連携の兼ね合いでも、東京警察病院の近くでという思いもありました。
また14年間同じ病院にいたので、お付き合いのある内科系の開業医の先生方が多く、「徳山先生が開業したら内視鏡検査は紹介したい」とありがたいお声をいただいていたことも中野を選んだ決め手です。自分の力を最大限発揮できるのが、ここだと感じたことと、医者人生のほとんどを中野ですごしたため、少しでもこの地域に還元したいと思ったからです。

院長略歴

学歴

2002年 関東学院高等学校 卒業
2008年 杏林大学 卒業

職歴

2008年 都立広尾病院内科研修
2010年 東京警察病院内科
2014年 東京警察病院消化器科医員
2017年 東京警察病院消化器科医長
2024年 中野駅前とくやま大腸と胃の内視鏡クリニック開院

内視鏡実績

総内視鏡件数 25,000件
内視鏡的逆行性胆管造影(ERCP) 1,600例
内視鏡的粘膜剥離術(ESD)
800例
超音波内視鏡関連手技(EUS,EUS-FNA) 500例
消化管ステント挿入術  80例

保有資格・所属学会

学会発表、講演会、執筆

  • 「内視鏡で挑む大腸癌」
    95回城西消化器病研究会 
    特別講演 2022
  • 「内視鏡で挑む消化器癌~食道 胃~」
    消化器病研究会 
    学術講演 2022
  • 急速に増大した胃粘膜下腫瘍の一例
    日本消化器病学会 2021
  • 教科書では教えてくれえない!私の消化器内視鏡Tips 医学書院Vol2
    執筆 2021
  • 下痢で発症したStreptobacillus notomytisによる鼠咬症の1例
    日本消化器病学会 2021
  • 「内視鏡で挑む消化管癌~内視鏡治療について~」
    第49回神楽坂消化器カンファレンス 
    教育講演 2020
  • 当科における切除不能進行・再発胃癌に対する化学療法の実績
    日本消化器病学会 2019
  • 「食道癌、胃癌、大腸癌の早期診断・早期治療について」
    107回 中野区区民講座 
    講演 2019
  • EUS-FNAで診断しえた胃神経内分泌癌 (NEC) の1例
    日本消化器病学会 2018
  • 前立腺癌胃転移と診断されていた胃神経内分泌癌の一例
    日本消化器病学会 2018
  • EUS-FNAにより術前診断可能であった直腸神経鞘腫の1例
    日本消化器病学会 2017
  • 胃内への穿破により改善した膵仮性嚢胞の一例
    Progress of Digestive Endoscopy 2017
  • 胃過形成性ポリープの経過観察中に同病変内に発生した胃癌と胃腺腫の1例
    日本消化器病学会 2016
  • 当院における悪性胃・十二指腸閉塞に対する内視鏡的ステント留置術の成績
    日本消化器病学会 2014
  • 小腸GISTによる非膵島細胞腫瘍誘発低血糖の1症例
    日本消化器病学会 2014
  • 当院におけるspyglass の使用経験
    日本内視鏡学会 2013
  • 内視鏡的乳頭切開術が有効であった十二指腸乳頭機能不全の3例
    日本消化病学会 2012
  • Spyglass による直視下選択的分枝挿管が有用であった肝内結石症の1例
    専修医奨励賞受賞
    消化器病学会 2012 
  • 偽性アルドステロン症後に原因不明の心不全を来した1例
    日本臨床救急医学会 2012
TOPへ